イギリス人とフランス語
新聞紙フィガロの記事に興味深いタイトルのものがありました。
“イギリス人が好きなフランスの言葉10選 “ です。
長く丁寧な解説つきの記事なので、導入部分だけ ものすごく大まかに訳すると、「シック、デジャヴ、フィアンセ……フランス語は大陸を超えた先でもその魅力を花開かせています。どこで、どんな言葉が?あなたはあてることができますか?」
最近だと、日本ではsacoche (男性用の小さな肩掛けカバン)がカタカナでもサコッシュ として通じるようになりつつあるというのを見かけましたが、どうやらイギリス人の場合は上記に加えバゲット、クロワッサンなど、古典的な単語に関心があるようです。
ただ、わりと興味深いところでは、 je-ne-sais-quoi (なんと言うべきか、といった感じの言葉)が最初に来ているのが面白いです。単語だけではなくこういう文法的なものが入るのは、やはりフランスとイギリスの人的行き来が多いのだろうなと感じさせます。