海のロランティーヌ

南フランスの美しい風景、レシピ、それからフランスの今…

Noche azul

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この濃いブルー、見るたびにまさに南仏にいると認識せざるを得ません。日本もそうですが、秋の空の色の美しさ。いちばん空が好きになるシーズンです。オリーブの木の緻密な葉と海のようなあおがあいまって美しい。

 

秋といえば当然、薔薇好きにとっては、秋薔薇のシーズンです!今年はフランスでの初めての庭植えということもあり、かなりわくわくしています。

いちばん最初に植えた薔薇は、よくあるホームセンター的なチェーンの園芸店ではなく 近所の造園師(pépinière)のところで買ってきた苗です。(私の住んでいる町は庭付きの家が一般的なので、造園業の需要は高く、あちらこちらにあります。)

この太陽の国には、淡いベビーピンクやパールホワイトの薔薇を植えているおうちがあまりありません。ノルマンディーのような優しい色合いの薔薇では、太陽の眩しさのおかげで単に色褪せているようにしかみえないのかもしれません。せっかくなので華やかなオレンジや太陽色の、南国色彩の薔薇を植えようかと思いましたが……結局、最初の薔薇は、この美しいモーヴ色の薔薇です。

 

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Noche Azul (瑠璃色の夜)

青系の薔薇を集めまくっている時期、薔薇好きにはよく聞く話かと思いますが、私もそこから入ったくちでした。高校生の頃にブルーパフュームを植えたのが最初だったと覚えています。

 

ところでこの品種、日本のカタログでは見たことがない薔薇です……スペイン語のタグがついていたので、スペインから仕入れされた苗かと思っています。たしかに、日本ではスペインの品種は珍しいし。

この薔薇のことを、もしなにかご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。




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