海のロランティーヌ

南フランスの美しい風景、レシピ、それからフランスの今…

ブラウニーの作り方

ブラウニーを焼きます。日本だとバレンタインの定番なイメージですが、フランスではちょっとひとつまみのお菓子、として出すと非常に喜んでいただけます。
日本にいるときはシャルロットとかシュークリームとか割と手のかかるものをまあ週一程度で作っていましたが、ここに来て頼まれるものは日常的なお菓子、クレープとかタルトとかが多くて拍子抜けというか、それまでとは違うものを求められることが多く、基本に立ち返れて良いです。

あまりにもかんたんすぎるので、バター、製菓用チョコ、くるみが家にある時点で自動的に作り始めてださい!

 

 

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材料
・チョコレート(ブラック、製菓用) 80g
・バター 100g
・砂糖 100g
・くるみ  80g 程度
・たまご 2こ

・塩 ひとつまみ

・薄力粉(茶こしなどでかんたんにふるっておく) 40g

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1.四角い焼き型(あるいは耐熱のグラタン皿なんかでも結構です。要は四角くてオーブンに入れられればOKです)に クッキングシートを敷き、くるみを置く。

クッキングシートはきちんと折り込んでホチキスやテープで止めて完璧にしても良いですが、もう単純に軽く型に合わせて手で形付けてからおいてるだけでも結構です。どうせあとで流し込んだ際に重さで勝手に形に沿うので。

それから電源の入ってない状態のオーブンに入れ、160℃で予熱を開始し、それを利用して低温ローストします。

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2.オーブンがあたたまるまでの間に生地を作ります。
チョコレートとバターをレンジで溶かし、泡立て器でぐるぐると混ぜてから、砂糖を入れ更に混ぜます。(砂糖はひとおもいに全部入れて大丈夫です)



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3.砂糖を入れたことで温度が下がっているのでここに卵を割り入れ、ついでに塩ひとつまみも入れまた更にかき混ぜます。
そして薄力粉を入れ、今度はへらに持ち替えてやさしく混ぜます。
そこまで済んだら、オーブンの予熱も終わっている頃かと思いますので、くるみを乗せていた焼き型あるいは器を取り出し、砕いて生地に混ぜ込みます。

 

ヒント:
気持ちに余裕があれば、くるみのうち半量は生地に混ぜ込み、のこり半量はとっておいて型に流し込んだあとに上からかけると、全部沈み込まず見栄えが良いです。

 

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4.予熱しておいたオーブン 160℃で20分焼いて完成です。
粗熱をとってから小さな四角に切り分けてください。

 

 

---brownie? fondant au chocolat? moilleux? mi-cuit? gâteau au chocolat?---


ブラウニーは芯までちゃんと焼けたチョコスポンジケーキでも、中が生で溶け出すフォンダンやミ・キュイでもない、熱はしっかり通っているけどまだ濡れているくらいの加減で焼け上がっていることが条件です。
なので「あれ思ってるより高さが低くて、芯がまだじっとりしてるかも…」という段階でOKです。

 

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このかるいクラックが出ると、いかにもブラウニーらしいですね。
濃いめの紅茶やウイスキーとどうぞ!

 







 

 

 

 

 




掲載のレシピにつきましては、レストランに提供しているものもありますので、無断での転用などなさらないようよろしくお願いします。
なにか特別の事情があります場合は事前にご相談ください。